メルカリのようなフリマアプリやヤフオクなどのオークションサイトを利用したことのある人も多いと思います。
これらのサービスは欲しい商品を手軽に安く購入できるだけでなく、不要になった商品を出品したり、人によってはこれを本業として稼いでいる人もいます。
このような状況の中で一番出品者を悩ませているのが商品の配送料です。想定よりも配送料がかかってしまうとせっかく出品しても利益がマイナスになってしまうこともあります。
そのような事態を避けるためにもこの記事では落札(入札)された商品をできるだけ安く配送する方法についてご紹介したいと思います。
発送方法を比較して適切な方法を選ぶ
商品の発送方法は種類が多いため、特に初心者の方はどれを利用すればいいのかわからないことが多いです。
しかししっかりと発送方法を比較することで落札された商品を安いコストで配送することができます。基本としては商品の「大きさ・重さ・厚み」によって利用する配送サービスを使い分けることになります。
配送サービスについて
配送サービスは大きく「郵便」と「宅配便」の2つに分けられます。
郵便
郵便は料金が全国一律で分かりやすく、基本的に安く設定されています。発送できる商品としては封筒サイズから小包程度の大きさとなるため、比較的小さめの商品であれば郵便を使うのがおすすめです。
しかし、追跡番号がなかったり届くまでに多少時間がかかることや、万が一の補償がついていない場合が多いです。
宅配便
宅配便は郵便に比べて料金は若干高くなりますが、基本的に30万円の補償が付いています。さらに追跡番号で荷物の現在地が分かるのでいつ頃荷物が届くのかを確認することもできます。
また、空輸もあるので郵便よりも早く届くのが一般的です。
切手を使って発送する
郵便など切手を使った配送ができるのであれば、切手を額面より安く購入することで配送費を抑えることができます。切手は金券ショップで購入したりネットでまとめ買いすることで安く購入できるので、ちょっとした手間をかけてでも安く送りたいという方は覚えておくといいでしょう。
ミニレターで発送する
あまり知られていない方法ですが、郵便局ではミニレター(郵便書簡)という発送方法もあります。ミニレター自体が手紙になっているのでこの中に納まる軽くて小さい商品であれば格安で送ることができます。
配送料はわずか62円のなので荷物が小さいもので徹底的に安くおさえたい方にとってはミニレターはかなりお得な方法です。
梱包を工夫する
梱包する材料を選ぶ
忘れてしまいがちですが、商品を送るときには配送料以外に梱包する材料費もかかります。梱包の材料によってもコストは変わるのでこの辺りもできるだけ安く抑えたいものです。
とはいえ、安く抑えることばかり考えて梱包が雑になると配送時に商品が破損してしまったり、取引相手に悪い印象を与えて評価が下がってしまう可能性もあります。商品の破損等は絶対にないよう、しっかりとした梱包をすることが大前提です。
そこで送料を安くおさえるための梱包の材料としておすすめなのが紙袋です。ネットで探してみると1枚あたり数十円程度で購入することができるので、頻繁に取り引きを行う方はまとめて買っておくと便利でしょう。
サイズの種類が豊富なので商品によって使い分けやすいのも利点ですし、生活の中でもらえる紙袋を再利用すればさらに節約できます。
きれいな梱包を心がける
きれいに梱包する意識を持つだけでも結果的にコストの削減につながります。例えば必要以上に耐衝撃性を高めようとプチプチを何重にも巻いてしまうと、サイズが大きくなってしまい配送料が変わってしまうこともあります。商品にもよりますが、最小限の梱包を意識すれば不要な部分の材料費をカットすることができます。
その商品はどのように梱包するのが最適か?を考えてから梱包に取り掛かることで少しずつですがコストを減らすことができるでしょう。
メルカリやヤフオク等の配送プランを利用する
メルカリやヤフオクなどの大手サービスはクロネコヤマトや郵便局と提携しており、専用の特別な配送プランがあります。
主に以下のような特徴があり、安いだけでなくとても手軽で便利に利用できます。
- 全国送料が一律(通常よりも安い)
- 宛名書きが不要
- メルカリやヤフオクは匿名で配送される
ネコポスについて
メルカリやヤフオクの配送方法でよく利用されているのがネコポスです。ネコポスの送料は全国一律で195円となっているため、場合によっては定形外郵便よりも安く送れることがあります。
しかしネコポスで送れる荷物には以下のような条件があります。
- 大きさ=A4サイズ以内
- 厚さ=2.5センチ以内
- 重さ=1キログラム以内
そしてこの中で大きさや重さよりも苦戦しやすいのが2.5センチ以内という厚さの条件です。本一冊でもちょっと厚みのあるものだと難しいですし、衣類でも服の種類によっては畳んだときにオーバーしてしまうことも少なくありません。
ただ、場合によってはちょっとした工夫でネコポスの条件をクリアできたりもします。例えば規定サイズギリギリの本をプチプチに包むことで厚さ2.5センチを超えてしまうのであれば、プチプチの代わりにビニール袋を使うとか、そうしたちょっとの工夫でクリアできることも少なくないので、最初のうちはいろいろと試してみることでいろいろなケースで応用できるようになるでしょう。
フリマアプリやオークションの商品をできるだけ安く配送する方法まとめ
はじめのうちは商品のサイズや重さによって配送方法を考えるのが面倒かもしれませんが、数が増えるほどちょっとしたコツで利益は大きく違ってきまし、慣れてしまえばいちいち考えなくても商品によってベストな配送方法がわかるようになってきます。
慣れるまでは多少面倒でもしっかりと確認をすることで、少しでも無駄なお金を使わないようにして利益を最大化していきましょう!